top of page

予防について

動物たちが子供からお年寄りになるまで

幸せに暮らせるよう健康づくりをサポートします

フィラリア予防

フィラリアは、”蚊”を介して犬を終宿主とします

心臓の右心室に寄生し、肺動脈に詰まると致死的です

本来宿主でない猫でも10頭に1頭は感染歴があります

室内飼育でも”蚊”は吸血にやって来ます

​当院の予防推奨期間は、4月-12月としています

(蚊の吸血が始まる頃から蚊の消失後1ヶ月まで)

写真 2019-05-13 12 07 55.jpg
フィラリア1_edited.jpg

ノミ・マダニ予防

ノミやマダニは1年中生息しており、温かい時期

(ノミは13℃、マダニは18℃以上)に活発に繁殖します

ノミやマダニの媒介性疾患(SFTSなど)に要注意です

ノミやマダニが室内に持ち運ばれると屋内で繁殖を繰り返し、清潔な環境を取り戻すのが難しくなります

​当院では、ノミ・マダニの通年予防をおすすめします

​混合ワクチン

当院の”ワクチンプログラム”とは

・コアワクチン

子犬・子猫:2、3、4ヶ月齢とその1年後

成犬・室内猫:3年ごと、抗体価検査1年ごと

・ノンコアワクチン​

ライフスタイルによって1年ごと​

・1年ごとの健康チェック

​・ワクチン接種後の有害事象への対応

コアワクチン、ノンコアワクチンとは

・コアワクチン

(全ての犬、猫に接種すべきワクチン)

 犬:アデノ、ジステンパー、パルボウイルス

 猫:ヘルペス、カリシ、パルボウイルス

・ノンコアワクチン

(感染リスクのある場合に接種すべきワクチン)

 犬:レプトスピラ、パラインフルエンザ、ボルデテラ

​ 猫:FeLV、FIV、クラミジア、ボルデテラ

狂犬病ワクチン

犬の狂犬病ワクチン接種は、人を守るため法律で義務化されています

皆様がしっかりと法律を遵守することで、万が一にも狂犬病の蔓延を防ぐことができます

ワクチンの有害事象とは

接種後の有害事象として、”急性アレルギー反応”が稀に起きます。急性アレルギー反応は、接種後数十分以内に起きることから、接種後は安静2時間程度は経過観察し、万が一にはすぐに動物病院へ連れていけるよう体制を整えることが大切です

​猫は、稀に接種部位の注射部位関連肉腫ができる場合があります。接種部位は肩甲間を避け、接種後1-3ヶ月は接種部位を経過観察することが大切です

​避妊・去勢手術

低侵襲な手術

​高性能の電気メス・血管シーリングシステムを導入しています

​傷が小さく、出血もほぼない低侵襲な手術が可能です

避妊・去勢手術の目的

望まれない出産をなくす、不幸な野良猫を増やさない

発情ストレスやマーキングなどの問題行動の抑制

老齢でよく見られるホルモン依存性疾患の予防

当院の避妊・去勢手術時期の目安

小型犬や猫の場合:6-7ヶ月齢

小型犬種に多い乳歯残存を同時に処置するため、永久歯が生え始めた頃に行います

大型犬:初回発情後

早期(初回発情前)の避妊手術は、術後数ヶ月から2年半で尿失禁発症のリスク(約10%)があります

階段の上の子猫

手術(避妊・去勢・歯科処置)当日の流れ

​当院の場合、予約制にて通常日帰りで行います

朝ごはん抜きで午前中にご来院下さい

 

診察

健康状態を確認後、

手術と全身麻酔についてご説明します

手術

手術時間は、去勢で10分、

避妊で20-40分程度です

可能な限り小さい切開で行います

小型犬や猫で、1-2cm程度です

​出血量の少ない低侵襲な手術を心掛けています

川口 避妊 犬

小型犬

猫 避妊手術 川口

退院

健康状態を確認後、当日夕方に退院となります

術後

傷口を保護するため、

術後服もしくはカラー着用が必要です

抜糸

術後2週間で抜糸を行います

その後は、体重管理がとても大切です

歯周病ケア・歯石除去

 

2歳までに80%の犬、70%の猫が歯周病になります

​重度の歯周病は、食べる時も痛く、生活に悪影響を及ぼします

動物病院での歯石除去により、生存期間が延長したとの報告があります

自宅での毎日の歯周ケアが大切です

歯周ケア

歯磨き、歯磨きガム、療養食など

歯石は犬で3日間、猫で7日間で形成されます

歯石除去・歯科処置

全身麻酔下で行います

​形成された歯石は、歯磨きでは除去できません

歯周ポケットの深部まで処置します

※無麻酔歯石除去は、歯の裏側や歯周ポケットまで

処置できず、歯周病は進行します

川口 歯石除去.png

Before

動物病院 歯石除去.png

After

bottom of page